ブラックなキャバクラにボーイとして入店してしまった場合の対策

ブラックなキャバクラでありがちなケース

キャバクラとか夜のお店って、何かと法律に関してグレーゾーンなところが多いのが現実。

今でこそ取り締まりはかなり厳しくなってきてるものの、いまだに法的にアウトなことが当たり前に行われてることが多いねんよな。

その中で、もしこの記事を読んでるあなたがブラックなキャバクラにボーイとして入店することになってしまったら。

まずは、ブラックキャバクラにはどんなパターンがあるのか、ありがちなケース2つについて紹介していきます!

①給料未払い

まずは給料の未払いについて。

例えば、お店側が「なんか接客態度が悪いから」っていう明らかな主観で時給や月給を減額してきたり、ボーイに対して無茶なノルマを押し付けてきたり。

それから、残業に応じなかったから罰金として給料を支払わないっていうパターンもあるな。

そんな風に、いろんな理由でかこつけて給料を未払いにしてしまうパターンって、だいたいが店長やマネージャーがそのお金を自分の懐に入れたいからやねん。

けど、これって普通に法律違反やし、そんな店はとっとと辞めるべき。

極端な話、法的に見たら無断欠勤とか、明らかにボーイ側に非がある場合でも、罰金は徴収したらあかんのが今の日本の法律。

それを言ったところで、しらばっくれたり、逆に怒鳴り散らして恫喝してくる店長もいる。

そうした理由から、ほとんどのブラックキャバクラでは給料の未払いについて泣き寝入りしてしまうボーイやキャストが多いねんよな…。

②反社会的勢力が出入りする

それから、実は多いのが反社会的勢力が出入りするキャバクラ。

昔から、夜のお店と暴力団の繋がりは強いって話を聞いたことがある人もおるかもしれへん。

それは本当の話で、俺自身は経験したことはないけど、一部のブラック店では当たり前のように明らかにその道の怖いお兄さんが客として来店する。

例えば客として来店した怖いお兄さんが女の子に明らかにセクハラをしたところを、ボーイが止めに入ると思いっきり殴られたり。

そんな風に暴力を振るわれる可能性もあるし、中にはいわゆるケツモチっていう形でキャバクラと繋がってる反社会的勢力もある。

そうしたお店やと、例えばボーイが「辞めます」って言ったらお店の裏についてる怖いお兄さんが出てきてリンチに遭ったり脅されたり。

そんな風に泥沼にはまっていく可能性もあるから、注意が必要やねん。

じゃあ、もしこうしたブラックキャバクラにボーイとして入店してしまったらどうしたら良いか。それぞれにはそれぞれの適切な対策方法があるから、万が一の時のために知っておくのがおすすめやな。

①キャバクラの給料未払いの対策

まず、給料の未払いの場合。平然と未払いをするお店で働き続けたいと思う人はおらへんやんな。笑

未払いは明らかな法律違反やから、こっちはちゃんと法的な措置に出るのが一番良い。

まずはシフト表とか、出退記録とか自分が働いたことがわかる証拠と、給料明細、それから罰金として給料を払わない店長の言葉の録音もあるとベスト。

  1. 内容証明郵便で給料を請求する
  2. 労働基準監督署に相談する
  3. 訴訟を起こして給料を請求する(最終手段)

①が一番手軽やけど強制力は少ない、③になるにつれ確実やけど時間とお金は掛かる。

訴訟っていうと大仰やけど、少額訴訟って言って、1万円くらいでできる簡易的な訴訟方法もある(60万円以下の請求のみ)から、場合によっては③も考えてみて。

②反社会的勢力が出入りする場合の対策

もし反社会勢力が関わってるお店に入ってしまったら。

このままズルズル関わっていっても良いことはひとつもないから、辞めてしまうのがベスト。

例えば学校の関係とか、最もらしい理由を作って店長に理解してもらうえれば穏便に辞められるけど、それでも聞き入れてもらえない場合はバックれもひとつの方法やな。
もちろん最終手段ではあるけど、一切合切の連絡手段を絶って出勤しない。

よっぽどひどいお店でなければ、ヒラのボーイ1人に対して報復を考えるようなところは少ないし、もし問題が大ごとになって反社会勢力の存在が知られたらその店が傾く。

結局のところ、お店は損得勘定で対応を考えるのが当たり前やから、辞めたくても辞められへん場合はトんでしまうのも手段のひとつとして考えておくと良いかも。